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海外SNSビジネス #2 『競合・新興勢力の動き』

古めのエントリー記事(2005年12月4日)ではあるが、アメリカSNS事情を俯瞰できるので、一部抜粋する。

日本・海外SNS、人気は特定のサービスに偏る傾向
http://nicemeets.com/taiken/archives/000629.shtml
アメリカではRyze、Tribe、LinkedIn、Friendster、Spoke、Visible Path等、日本と比べ物にならないくらいたくさんのSNSが立ち上げられ、運営されています。
それでもやっぱりトップレベルの人気サービスは限られてきてMySpace、Hi5、Friendsterがベスト3となるそうで、その他のサービスは会員数の伸びが鈍化するサービスも珍しくないらしい。
(technologyreview)

元ネタはこちら。

Social Networking 3.0
http://www.technologyreview.com/read_article.aspx?id=15908&ch=infotech

言うまでもなくMySpace、LinkedIn、Friendsterが有名だ。そして、MySpaceを追う競合としてBeboやTagWorldがある。

SNSの米Bebo、米国以外でMySpace.comを猛追
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/08/09/12953.html
MySpace.comは米国では依然として50.18%の市場シェアを持ちSNSでは首位の座を固く守っているが、米国以外ではそうでない。オーストラリアではMySpace.comが16.68%のシェアで首位を保っているものの安泰ではなく、ニュージーランドではBeboが、香港ではXangaが、シンガポールではFriendsterが首位の座を保っている。

人気の米SNS「MySpace」に新たな挑戦者--「TagWorld」がサービス開始
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20092709,00.htm
TagWorldを開設したEvan Rifkinは、「MySpaceが最終形だとは思わない。これはSNSやオンライン音楽サイトのスタートに過ぎないと思っている」と述べている。

そして、SNSの基本特許をFriendsterが取得したことによって、SNS業界の図式は大きな波乱含みとなっており、ここでもLinkedInが重要な鍵を握っていきそうだ。

FriendsterがSNSの基本特許を取得,競合他社とのライセンス交渉が始まるかも
http://zen.seesaa.net/article/20444352.html
RED HERRINGの解説によると,Friendsterの特許は別のソーシャルネットワーキング技術関連特許を引用しているという。引用された特許は,今の SNSブーム以前の2001年にSix Degrees社によって取得されたものだが,その後,LinkedIn とTribe.netの創立者によってオークションで買い取られている。
こういう背景もあるので, LinkedInなどのSNSがFriendsterの特許を侵害しているのかどうか,はっきりしない点もある。

さて、ビデオ共有サイトという括りでいくと、YouTubeを中心に以下のような競合サイトがある。

YouTube一人勝ち阻止へ競合サイトが続々参戦
http://www.nikkeibp.co.jp/netmarketing/column/web_mkt/060913_video2/
YouTubeと同じようなビデオ共有サイトも次々と生まれている。Google Videoのほかにも最近ソニー・ピクチャーズ・エンターテインメントが買収を発表したGrouper、Revver、Veoh 、Metacafe編集機能をつけたJumpcut、VideoEggなどが続いている。

特にRevverのビジネスモデルは興味深い。

映像と利益を共有するサイト、Revver
http://japan.cnet.com/special/media/story/0,2000056936,20314887,00.htm
Revverのサイトが本格運用を迎えてからわずか1カ月で、同社はYouTubeで最も人気が高い一部の映像制作者を引き込むことに成功している。たとえば、「Lonelygirl15」の制作スタッフだ。

CGMメディアとしてのSNSが、今後ビジネスモデルとしての分岐点を迎えるとすれば、広告収入をどうやってユーザと分配するか?という点になってくるのだろう。
日本ではまだ表面化していないが、アメリカのソーシャルメディア(SNSやソーシャルニュースやソーシャルブックマーク)は、明らかにこうした段階に突入している。

ソーシャルメディアのトップユーザに報酬を。勢力は変わるのか?
http://jp.techcrunch.com/archives/top-social-media-users-getting-paid-is-the-balance-shifting/
* Diggのトップユーザーの中には喜んでいないユーザーもいる
* Calacanisによれば、Netscapeが雇ったトップコントリビューターたちは、ページビューを急増させている
* YouTubeのトップユーザーは、プロの製作者だった
* YouTubeのユーザーはプロ化していき、プロはYouTubeで成功している。
* MySpaceはもはや練習の場ではない。販売のプラットホームである。
* Revverには独自のスターが存在し、彼らは収入を得ている。
* みんなParis Hiltonが嫌いだ。

ユーザにプレミアム課金する、というモデルは、おそらく通用しなくなるだろう。
圧倒的なユーザー数を牽引するために、広告収入の利益分配をビジネスモデルに組み込む必要が出てくる。もはや、Amazonのアソシエイト・プログラムの収益を運営者側とユーザー側のどちらが持つべきか?という矮小な問題のレベルではなくなってきているのだ。

広告商品の付加価値を高め、その収益をユーザーと分配することで、さらなるユーザーの拡大と広告収入の増大を目指す…当面は、こうしたCGMビジネスが定着していくのではないか?と思う。
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以上で、SNS関連のエントリーは、ひとまずお休みとします。ここ数ヶ月の間にも刻々と新しいITニュースが流れ、SNSの話題にこと欠かない日々が続いています。SNSはWeb2.0の一部とは言いにくい側面もありますが、ネット・ビジネスの主軸として、しばらくは目が離せない動きが続きそうです。
ご愛読ありがとうございました。

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