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mixi(ミクシィ)・SNS時代のネットコミュニティ #5

これからのネットコミュニティ

最近、目にしたネット・トレンドに関する記事を抜粋する。

パーソナルコミュニケーター“mylo(マイロ)”
http://www.jp.sonystyle.com/Company/Press/061018.html
ブロードバンド環境の普及と、インターネット関連の技術の発達により、日本国内ではブログやSNSの利用者数が急速に増加。パソコンだけでなく、携帯端末などを利用して、友人・知人とコミュニケーションを簡単に気軽に図りたいという需要が高まりつつあります。

PDAと呼ばれたPalmベースの“CLIE(クリエ)”は旬を過ぎた(※)が、コミュニケーション・ツールとしての新製品が登場した。ブログやSNSを追い風にしたデバイスだ。
※今後新たな製品の販売を行わないことを決定した模様

Firefox 2.0リリース間近
http://japan.internet.com/busnews/20061017/4.html
伊藤氏は、Web が立ち上がった頃を「Web1.0」、大手企業が相互に連携できない IM を相次いでリリースした時期を「バブル1.0」と呼び、この時期は Web にとってかなりのダメージだったと振り返った。

ネットコミュニティの話ではないが、さすが伊藤譲一氏、Webの変遷をみるに際してIMをマイルストーンにしている点が興味深かった。
IM自体は優れたコミュニケーション・ツールだったのだが、個別アプリケーションである点や互換性の問題があり、伸び悩んでしまった。そして、互換性の話が進展(※)する前にトレンドはWebベースのアプリケーションに移行した。今では、Gmail/Google Talkでも同様の機能が使える。

※AIM/MSN/Yahooの互換性がもっと早く進展していれば、面白い動きもあったことだろう。

さて、これからのネットコミュニティはどうなっていくのだろうか?

・機能的視点

古くて新しいコミュニケーション・ツールであるメールのことを考えてみよう。
1対1のコミュニケーションの場合も、MLを使った複数での情報共有の場合でも、メールは相変わらずシンプルなだけに強力なツールであり続けている。
その理由は、リアルタイムではなくマイタイム(自分の都合のよいタイミング)で、情報共有が可能だからだろう。電話やチャットと最も異なるのはこの点だと思う。

SNSでは、相手のメールアドレスを意識せずにメッセージを送ることができる。これは便利だ。
そして、RSSによる送受信がメーラとマージすることによって一般化するはずだ。
<RSSリーダーはブラウザよりもメーラのほうが相性がいいはず…。>
そのメーラ自体がWebベースのものが主流になりつつあるが、とにかくインターフェイスとしてはメーラの中に取り込まれていくだろう。

メール/SNSメッセージ/RSSの延長線上とチャット/IM/Skypeの延長線上にあるコミュニケーションツールとその場(コミュニティ)が、比較的遠くない未来でのネットコミュニティの基本形となると思う。


・空間的視点

「オープン」と「クローズド」を絶えず繰り返してきたネットコミュニティ。SNSのような基本的に「クローズド」な空間も、次第に「オープン」がトレンドになってきている。
「オープン」なSNSというのは、本来の意味から逸脱しているのかもしれないが、各個人のBlogベースのコンテンツ(マイ・ページ)をコンテンツ単位で事細かに公開設定できるようになってきたのだ。
そして、個人ブランドを効かせることによって、情報の信頼性や嗜好性に関して担保する仕組みが緩やかにできつつある。


会員以外にも閲覧可能なオープン型SNS「vyyt!」が正式公開
http://japan.zdnet.com/news/software/story/0,2000056195,20277607,00.htm
会員以外のユーザーにも公開できるのが特徴。コンテンツの公開範囲は投稿する記事ごと、写真ごとに「公開しない」「友達まで公開」「友達の友達まで公開」「全公開」の4段階で設定することができる。


・心理学的視点

パソコン通信やインターネット黎明期のネットコミュニティでは、共通の「趣味・関心事」という「点」に対して「人」が集っていた。だから、バーチャルからリアルに集うという展開がある種の感動を生んでいた。(言葉通りの「出会い」を生んでいたからだ。)
いっぽう、現在のキーは「趣味・関心事」ではなく(と、敢えて言い切るが…)、自分という「点」から発信したコンテンツとコンテンツが、急速に発展した検索エンジンとDB技術によって、即座に「マッチング」「レイティング」されることによって派生しているといえるだろう。リアルな集いの延長線上にバーチャルな情報共有が繰り広げられるのだ。
その都度発散されるコンテンツ(キーワード)が、相互にリンクされることによって、メタコンテンツを生み出す…というイメージだ。
ある種、条件反射的なインプットとアウトプットを繰り返す。刹那的なコミュニケーションともいえるだろう。
ただ、こうしたコミュニケーションの応酬が全てDBに蓄積され、ネットコミュニティという織物が編みこまれていくと、マーケティングDBとしてのブレイクスルーを迎える。
暗黙知は集合知を生み、その集合知をトリガーにして更なる暗黙知が生まれてくるという循環が生まれる。


ネット・コミュニティは、「知らないままで付き合う」時代、「知らない人と知り合う」時代を経て、今は「知っている人と深く知り合う」時代になったと思う。
そして「知らない人から知られる」時代が、ついそこまで来ているのだ。

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